
今回の第4回日本シュガーアートコンペティションでグランプリを受賞されました、渡邊里子さんにインタビューさせていただきました。
- Q1: まずは、グランプリ受賞の連絡を受けられた時の、お気持ちから教えてください。
- A1: 息子と母と3人で夜ご飯を食べていた時に連絡を頂いたのですが、そのような連絡を受けると思っておらず、びっくりし過ぎて自分の事とは思えなかったです。
- 2: シュガークラフト歴と始められたきっかけについて教えてください。
- A2: シュガークラフト歴はこの夏で丸3年になります。きっかけは夫の海外赴任でイギリスに在住の時です。何かイギリスならではのことがしたいと思った時にシュガークラフトの学校を見つけました。ロンドン市内にあるカレッジのWired sugar flowersというコースで一年弱学びました。帰国してからも、東京でお教室に通っています。
- Q3: 今回アジサイのアレンジがとてもリアルでしたが、アジサイをメインのお花に選ばれた、何か理由はありますか?
- A3: 近所に子供とよく遊びに行く大きな公園があります。アジサイと朝顔が去年とても奇麗に咲いていて、作ってみたいと思ったのがきっかけでした。作品のアイデアは散歩でみたものが題材になることが多いです。
- Q4: 今回の作品で一番苦労をされた点はどこでしょう?
- A4: 着色とアレンジメントです。 紫色が思ったような奇麗な色がでなくて、試行錯誤しました。そして出来上がったアジサイと朝顔を一本一本奇麗にみせて、かつ自然な感じに花器にまとめたかったのですが、これがとても難しかったです。
- Q5: 過去に作られたご自身の作品について教えていただけますか?
- A5: お花の作品が多いです。一番印象に残っている作品は、イギリスのカレッジで教わっていた時に作ったものです。コンペティションに参加する機会を頂いて、そこで桜と芍薬のアレンジメントに挑戦しました。初めて時間をかけて考えながら作った作品だったので、今でもその作品を見ると当時の子育てのことや自分が置かれていた環境、自分なりに頑張ったことが思い出され、気持ちが初心に戻れます。
- Q6: では、最後に何かコメントをお願いいたします。
- A6: 子供がまだ小さいので、シュガークラフトにかける時間をなかなか思うように作れなかったりします。それでも続けたいと思うのは教室に通う楽しさ、家族のサポートのおかげだと思っています。これからも色々な技術を学んで作品作りに生かしていきたいと思います。
※今後のご活躍も期待しております。渡邊さん、ありがとうございました。