【佐藤廣乃常任理事編】大会・競技会(コンペティション)に入賞するためのコツ・ノウハウについて

佐藤 廣乃 常任理事編

中の人ON

大会、競技会(コンペティション)などで入賞するためには、どのような技術、知識などが必要ですか?

佐藤 廣乃 常任理事

高い技術が必要なのはもちろんのこと、他の参加者より突出した何かを持つこと、審査員の目を引く何かを持つことが重要です。

中の人ON

技術ではない何かというのは…?

佐藤 廣乃 常任理事

デザイン、配色などその人の感性そのものです。出品する作品は、「このデザインで作ろう!」と思った瞬間にほぼ勝ち負けが決まっていると言っても過言ではありません。

中の人ON

感性を磨くということですね?

佐藤 廣乃 常任理事

日ごろからアンテナを広げ、美しいもの、魅力的なもの、強い印象を残すものを意識して見ています。私自身は、具体的に絵画や建築物のモチーフ、陶器やガラス器、海外の画集、写真集、アニメなどから刺激やヒントを得ています。

佐藤 廣乃 常任理事

技術的なことは、とにかく熟練!これしかないと思います。自分の考えたデザインにどの技術をどう使うか?アイデアが湧いても、技術がなかったら表現ができません。感性と技術を磨くことは同時進行です。

中の人ON

大会、競技会(コンペティション)などで入賞するための「コツ」や「ポイント」は、ありますか?

佐藤 廣乃 常任理事

以下のような要素がある作品は強いと思います。
・作品にストーリー性を感じさせる
・見た人が何かを思い出す、連想する
・ついニコッと笑ったり、感心したり、意外性を感じる

佐藤 廣乃 常任理事

あとは、使用する色の数です。色が多いと難易度が高くなる分、評価も高くなる印象です。

中の人ON

大会、競技会(コンペティション)の規則(ルールブック)には記載はないが、この部分は、気を付けた方が良いというポイントはありますか?

佐藤 廣乃 常任理事

真正面を決めて作る。どの角度から見ても完璧な作品を作ることは難しいので、この角度以外からは見ないでください!くらいの集中力で作った方が、見る人に気持ちが伝わる作品になるかと思います。

中の人ON

大会、競技会(コンペティション)へ出品する際に気をつけることはありますか?

佐藤 廣乃 常任理事

シュガーアートの作品は、壊れやすいので、先に運べる箱のサイズを決め、作品の大きさを決めることをお勧めします。また、1つの箱で運べない場合は、作品の分割場所を決めるなど、あらかじめ安全に運べることを想定し、作品を作ることも重要です。

中の人ON

ご質問は、以上です。ありがとうございました。

佐藤 廣乃 常任理事のプロフィールはこちら
https://sugarart.jp/satohirono/